このページでは、入居者からのクレームや苦情などの具体例をピックアップ、賃貸管理の注意点を紹介していきます。
隣人との騒音トラブルが原因で、その後の管理会社の対応に不信感をおぼえたという事例です。
「隣人から物音がうるさいと何度か怒鳴り込まれました。ドアや窓の開け閉めの音や、夜遅くのヒールの音と指摘されたので、こちらもできるだけ気をつけるようにしていました。今後気をつけますと説明すると勘違いかもといって帰っていくということが何度かあったのです。その方は以前にも隣人トラブルで警察に逮捕されたことがあるらしく、こちらも不安を感じて管理会社には都度報告していたのですが、状況は変わりませんでした」
「やがてこちらも我慢の限界となり、退去する意思を管理会社に伝えたところ返金などなく1カ月分の家賃を請求されました。こちらは泣き寝入りする他ないのでしょうか」
入居者同士のトラブルは入居時の審査で予見しにくいもの。未然に防ぐのは容易ではありません。穏便に済ませるにはトラブル対応に精通した管理会社の対応が鍵となるでしょう。
入居者に防音工事をするため一時的に部屋を空けてほしいという通知が発端でクレームとなった事例について、入居者のコメントとして紹介しましょう。
「防音工事をするのでほかのアパートを貸すとの連絡があったのですが、業者が現地調査に来るようになっても仮住まいに関する連絡は一切ありませんでした。そのうち業者からは明け渡しをせっつかれるようになり、大家から連絡が来たのはなんと工事前日の夜だったのです」
「あまりにもひどい対応ぶりで退去することにしたのですが、転居先は自分たちで決めて引越費用も負担。こんなギリギリの連絡で引越を余儀なくされて、本来ならかかった費用を大家に請求したいくらいです」
このケースは貸主側できちんとした連絡と対応ができなかったといわれても仕方ありません。物件全体で工事をしなければならない場合は入居者に対して誠意ある対応をするよう心掛けましょう。
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